漆器のお話

素敵な大人女子を目指す大人女子養成講座
今日は漆器に関するお話です。

お正月を迎えるにあたり、漆塗りの重箱や酒器に触れることもあるでしょうから、事前の予習として取り上げてみます。

最初に、漆器というのは元来、日本人の日常生活の器として愛されてきた、使い勝手の良い器です。
決して扱いづらいものではありません。
ちょっとした事だけ気を付ければ問題ありません。

逆に、漆器メーカーによれば、漆器の一番の保管方法は「日常で使っていただくこと」だそうです。
日常生活に漆器を取り入れるのも、素敵なことかなとも思います。

 

さて、前置きが長くなりましたが、漆器を扱う際の注意点です。

1.極端に熱いものは避ける
ぐつぐつ煮立ったものを入れると漆の表面が白く変色してしまいます。
人が食することのできるぐらいの温度であれば問題ありません。
心配な場合は、ご使用前にぬるま湯に通していただくと良いでしょう。

天然木を使用した漆器には断熱性があるので手が熱くない上に、中身は冷めにくいという利点があります。
またアイスクリームなど冷たいものを入れた時には、中のものが溶けにくく、器の外側には水滴が付きにくいという良さもあります。

 

2.洗剤を使っても問題ありません
漆器を洗う際には、普通の食器用洗剤とスポンジの柔らかい面を使って頂いて大丈夫です。
ご飯粒などが器にこびりついた場合は、10分ほど水につけておけば問題ありません。
ただ、あまり長時間つけたままにするのは避けましょう。
また傷つきやすいので、陶磁器やナイフ・フォークなどとは別にして洗いましょう。
洗った後は、布巾でしっかり水分を拭き取ります。

 

3.避けてほしいもの
食洗機や乾燥機、電子レンジを使うことは避けましょう。
また、直射日光も苦手です。
そして乾燥した環境におくこと。

毎日使うこと、 毎日洗うこと、使うことが結局は漆に必要な水分を補給してあげることになり、何よりのメンテナンスになるのです。
長年使って傷がついたり、欠けが出た場合でも、しっかりした木地に丁寧な下地が施された漆器なら、直すことができます。
うるしとは、直しながら使っていく、生活の道具なのです。

 

日常の中に、伝統文化を取り入れてみませんか。

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